2009年01月04日(日)
逆境をはねのけ総合優勝
年が明けたと思ったら、もう4日になってしまった。まさに“光陰矢の如し”という感じだ。心配された雪も驚くほどは振らなかった。しかし、東京の日比谷公園では、不況を理由とした首切りをされ、この寒空の中で住む所も奪われた労働者に、少しでも“ぬくもり”をとの労組、反貧困ネットや弁護士等の皆さんがテント村を開いた。炊き出しも行われたが、寝るところも満杯のため、厚生労働省の講堂も開放されたことが報じられている。今年は満足な正月を迎えられない人が大勢いるのだ。
恒例の箱根駅伝は東洋大が11時間9分14秒で、67回目の出場にして初の総合優勝を飾った。毎年ドラマが繰り返される箱根駅伝だが、今年は何といっても観衆を沸かせたのは、箱根の上り坂(往路5区)で区間新記録を樹立した東洋大1年の柏原君だ。何せ! 早稲田大との5分くらい差を逆転してトップに踊り出たのには、皆驚いたに違いない。それにしても、上り下りでは見応えのあるデットヒートだった。
さらに、2日の山上りで早稲田を逆転した柏原の勢いは、3日の復路でも生きていた。6区、トップが5回入れ替わる壮絶なデッドヒートの末、早稲田に首位を明け渡したものの、8区の千葉が逆転し、最後までトップを譲らなかった。一方、16年ぶりの総合優勝に挑んだ早大は、2年連続の2位に終わったが、優勝候補がふるわない中では健闘したといっていい。2連覇に挑んだ駒大は13位に終わり、10位以内に与えられる次回出場のシード権さえも逃してしまったのだから・・・
須坂市では、このところ峰の原に合宿所があり“クロスカントリーコース”で練習している早稲田大学の優勝を期待していた人も多かったに違いない。最近は竜の里マラソン全国大会にも早稲田大学女子競走部を招待し、カモシカのような走りを見せているからだ。それにしても、東洋大は逆境をはねのけた。昨年12月1日、陸上部員が強制わいせつの現行犯で逮捕され、出場辞退も本気で検討したと言われている。したがって、ゴール後は胴上げを自粛し全員でコースに一礼をした。
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