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2005年12月議会報告
  平成17年12月定例市議会は、11月30日〜12月16日の会期で開かれ、一般会計補正予算2億1,680万円外48議案等提案・可決されました。なお、一般質問は12人が行い「みんなで考える18年度事業」の中で、百々川緑地右岸マレットゴルフ場廃止や、市内循環バスを縮小し米子線等バス路線廃止問題に多くの質問が出され、活発な論議が展開されました。
《どうする!マレットゴルフ場廃止問題 》

 マレットゴルフ協会、連盟の両団体は、双方「反対・賛成」の立場で署名や陳情を行ってきました。協会は、「今の場所は施設面や交通の便等適地であり、一般利用者にできるだけ迷惑をかけないので存続」。連盟は、「身障者や小学生の行動範囲が決められ、のびのび遊べない。左岸への移設は賛成」との主張です。百々川緑地右岸マレットゴルフ場廃止問題は、「緑地公園内で、マレットゴルフや散歩を楽しんで頂くにはどうすればよいか」との答弁がされています。私も経過を踏まえながら、“共存していくための改革を”と考えます。「市民参画型予算編成」の中では、特にこの問題に多くの意見が出されましたが、市民のマレットゴルフ熱の現れと思います。


論議を呼ぶ百々川右岸マレットゴルフ場
《廃止代替バス3路線の運行は継続に 》
 市内循環バス“ほほえみ”は、平成13年7月から運行し、昨年6月で10万人を突破しました。しかし、市民から路線の拡大を求める声など課題があり、市は改善策を検討してきました。一方、市が補助金を出し運行している相之島線・明徳団地線・米子線の3路線の利用者は、5年前と比べて約63%に減少していること。来年から県補助金が廃止になること。これらへの対策として、「市内循環バスの縮小と乗り合いタクシーの運行」が提案されました。しかしながら、バス路線の廃止には住民の不安が大きいことから、18年度は現状通りとし、仮称「公共交通システム研究会」を立ち上げ研究していくことが明らかにされました。
《議長席から》
  
 12月議会にむけた議会運営委員会では、9月議会の問題点を提案し議論された。1点目は、委員会で発言する場合、これまで「起立」して行ってきたものを、着席のままも認めた。これは、会議規則・先例でも決めがないので、委員長判断でOKとなっている。この背景は、会議録作成を外部に委託したため、“マイクに声がよく入る”との配慮からだ。しかしながら、発言する場合は「委員長の許可を得て…」という、“会議規則”が崩れてしまうケースが見られる。これでは委員会審査ではなく“お茶のみ話”になってしまう。したがって、「委員長の許可による発言」を要請した。2点目、委員会審査は、時間無制限の“一問一答”で行われる。そこで議案に反対の議員は、一人で何時間も質疑を行うことができる。ある議員の質疑について「時間が長すぎる」との意見もあったが、私は、会議規則第55条の「発言内容の制限」で対応して頂くことを要請した。その内容は、「発言はすべて簡明にするものとし、議題外にわたり又はその範囲をこえてはならない」とされている。私も議員駆け出しの頃、「今の善財委員の質疑は議題と直接関係ないので調査研究で…」と委員長に指摘されたものだ。難しいようだが“質疑”を聞いていて、「議案と関係がある質疑かどうか」この範囲を仕切るのが“委員長采配”なのだ。
 何も争点がないと思われた一般質問でも、ある議員の質問を打ちきった後、「関連質問」との発言があった。これに後押しの発言も出たため、この仕切りに苦労したが、やはり議長席は気が抜けない。
市民は地方議会の充実に力を
 議会定数等改革検討委員会は、“今日の社会状況や議員の専業化”などをめざし、次期市議選の定数について、「24人から4人減の20人」が多数意見であるとの「報告書」を私に提出しました。新年早々「定数条例」が提案される予定ですが、これからの市議会に勤労者や意欲ある若者が立候補できるようにしなければなりません。
 なぜなら、日本は明治以降「官僚主導」」で国造りが進められてきましたが、未だ議会制民主主義は成長過程にあります。12月議会では、公選ではない助役、収入役、教育長の理事者に比べ、低位に置かれている議員を「公選職」と新たに位置付け、職務遂行の対価も土・日もなく議員活動をしている実態を勘案するよう国に「意見書」を提出しました。ご意見をお寄せ下さい!
美術館等文化施設の入場無料は70歳へ
 昭和59年以降、須坂市では「60歳以上の市民に対し、動物園・博物館の入園、入館を無料にしてきました。」その後、建設された版画美術館、笠鉾会館、クラシック美術館、人形博物館も同様の措置がとられ、老人福祉施策の一環として実施されてきました。しかしながら、「みんなで考える18年度事業」では、この無料措置を廃止するとの提案がされました。私たち「市民21」では、18年度予算に対し、「64項目の要望書」を提出しました。入場無料問題については「いきなり廃止ではなく、当面70歳以上に引き上げ、市民の理解を得るべきではないか」と提言しました。今回、その一部が指定管理者制度導入に伴い12月議会で採用されています。平成18年4月1日から、版画美術館、笠鉾会館、クラシック美術館、人形博物館、歴史的建物園については、70歳以上の市民が入場無料となります。

市長へ要望書を提出する「市民21」の議員

学校給食はやはり「自校方式」が優位だ
 昨年11月、「自校方式」で給食を実施している岡谷市立南部中学校を訪れました。温かな給食を食べながら、学校専属の“栄養士さん”から「食教育」の熱心な取り組みをお聞きし感動しました。私が小学校の頃は、須坂市も「自校方式」で午前11時頃になると、給食の良い匂いが教室に匂ってきたことを覚えています。この間、「地産地消の推進」や地域の食材調達が容易な「自校方式の再評価」で、学校給食を巡る状況は大きく変化しています。更に“生産者の顔が見え子ども達と交流できる”給食が求められています。一方、給食は「食べ物を供給」するだけのことだから、民間業者に委託すべきとの意見もあります。しかしながら、民間委託した東京都足立区では、予算が少ないため、手間のかかる料理はお断り、調理する料理は2つ以内という、とんでもない条件で給食が作られています。須坂市も、次代を担う子ども達のため、もっと「食育」に力を入れるべきです。

 

 千曲川河川改修について意見書を提出
平成16年の台風23号の通過により、千曲川が増水し堤防からの漏水がありました。河川改修については現在、国で実施している箇所もありますが、手付かずの、中島町・村山町の本堤防1,050mについて国・県の支援を強く求めました。

児童クラブは旧日野保育園ホール移転へ

 平成17年4月から、日野小学校図工室を併用して開設された「日野地域児童クラブ」は、登録人数が多く、机や工作道具もあり、施設が狭い状況にありました。このため、保護者からも夏の暑さ解消など「施設・環境面」での改善要望が寄せられていました。12月議会で地元日野地区の議員の一般質問に対して、市は「旧日野保育園ホールが環境面でも適当」と答弁されました。私は、これまで何回も「旧日野保育園ホールへ児童クラブを!」と提案してきましたが、この提案が実現します。
 これまで議論のあった財政問題でも「県の放課後児童クラブ設置促進事業補助金」を活用するため、県の現地調査も行われました。いずれにしても、日野児童クラブの環境改善は早急に実施すべきです。


児童クラブが予定される旧日野保育園ホール
須坂駅前中央駐輪場の「有料化」は先送り

 「みんなで考える18年度事業」で、駅前中央自転車駐輪場混雑解消のため、利用料金を1台5,000円(年額)を徴収することが提案されました。中央駐輪場は、混雑するだけでなく、自転車の破損やワイヤー錠を使ったいたずらなどで、その対応に頭を痛めていました。しかしながら、私たち市民21は、有料化実施後の放置自転車対策の具体案がないこと等から、当面、中央駐輪場の収容台数の拡大を検討することを提案しました。
 市は、私たちの提案通り、平成18年度当初からの「有料化」は見送り、施設の拡張をすることとしました。市は今後、放置自転車への対応等について条例を整備など、事前の条件整備を行い、なお問題が解決しない場合は再度、自転車の「登録制」による有料化を検討するとしています。この問題は利用者のマナーも問われています。

本年もご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

市議会議長 善財文夫・後援会役員一同



本年もよろしく
※公職選挙法により、選挙区内の人への年賀状等の挨拶は禁止されています。
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