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2005年3月議会報告
 2月に開かれた臨時議会で折り返しの「議長選」が行われました。私は無投票阻止の気持ちで立候補したところ、思いがけなく当選してしまいました。大変な重責ですが引き続き皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。私にとっては、東京行きの切符を買って「新幹線」に乗ったところ、着いた所はニューヨークみたいで驚いています。
 《反対討論なしは異例だ!》
 3月定例市議会は、1日〜24日の会期で開かれ、平成17年度一般会計予算175億5,000万円、9つの特別会計予算149億余万円、外63議案を審議・可決しました。最終日の採決では、市の施策にいくつか注文が付きましたが、反対論議なしという異例の事態でした。
 これは、県議会のように知事と議会が泥仕合とも見える否決・再議という対立ではなく、市民のしあわせと地域再生のため、三木市長2年目の施策を議員がチェックしていく姿勢の表われだと見ています。私は、下記の閉会あいさつ(要旨)をしました。
 《日本一の須坂市をめざせ》
 平成17年度予算には、産業支援策を始め、地域活性化に向けた多くの新規事業が盛り込まれています。同時に、それに併せた組織改正も行われ、産業推進部や政策推進課など、新たな組織体制が整備されることが決まりました。議会においては、その取り組みに期待をするとともに、注視をして参りたいと思います。
 一方、地方経済はいまだ厳しい時代が続いており、行政も“ハードからソフトへ”一層事業をシフトして行かなければならない状況にあります。私たちは今、大きな歴史の転換点に差し掛かっており、この時代に大胆に挑戦し「日本一の須坂市」を、理事者・議会が一体となって作り上げて行かねばならないと思う次第であります。
 従いまして、予算の執行に当たっては議員各位から出された意見・提言を十分尊重されることをお願い申し上げます。

中国・四平市副議長と市制50周年の記念植樹

《議長席から》
  気が抜けない議長席
 3月議会中、風邪・インフルエンザが猛威を奮い本会議・委員会への欠席者が出た。私も一般質問終了後、ホッとしたのかこの“風邪回し”の仲間になってしまったため、中学校の卒業式は欠席してしまった。今回、初めて議長として全日程の議事采配を行ったが、一番手を焼いたのは「関連質問」の取り扱いだ。発言通告がないため、いきなり飛んでくるのだが、よく聞いていると“関連していない”質問もある。加えて、発言を通告しないものは、会議規則第52条で『起立して「議長」と呼び、自己の氏名を告げ、議長の許可を得なければならない。』と決められているのだが、中にはこの事さえ守らないで発言を求める議員もいる。「会議規則を読んでから発言してください」と言いたくなるのだが……。ありがたかったのは、総合体育館問題以降、議会に注目をしている市民から、“初めての割にはよかった”と声援を頂いたことだ。私は、「不安もありましたが、副議長を経験したことが少しを役に立っていると思っています。何人かから、同様の励ましを頂き、意を強くしています。これからも各種提言を役立てていきたい」と御礼のメールを送った。
養護老人ホーム「寿楽園」の民間移譲動き出す
 須坂やすらぎの園(睦会)へ移譲が予定されている寿楽園は、平成17年度予算で睦会が派遣する職員4名分の人件費1,700余万円が決まりました。これは介護・生活指導職員等が寿楽園のお年寄りに慣れていただき引き継ぎを円滑に行うためです。今後、平成18年度に睦会に寿楽園が移譲された場合、須坂市が経営参画の委員会に入り、定数の見直し、ケアハウス、介護度に応じたサービス提供等を協議の対象としていきたいとの答弁がされています。
「夢」が実現!障害者施設の整備進む
 スペシャルオリンピックス冬季世界大会が成功裏に終わり、感動が続く3月末、高畑町に“すこう福祉会”が経営する身体障害者通所授産施設「ワークわらしべ」、デイサービスセンター「すまいる」建設着工の安全祈願祭が行われました。引き続いて、上町の旧清水外科の場所に知的障害者授産施設「ワークスペース夢工房」デイサービスセンター「アトリエ遊」が改修を終わり落成式が行われました。この2施設は、須高地区の障害者の就労支援、福祉的就労の場及び日中活動の場として大きな役割を果たしていくことが期待されます。
就業支援センターの事業内容と役割は
 内閣府から若年無業者(ニート)の数が213万人と発表されました。若年無強者とは、「15歳から34歳の若者で、高校や大学などの学校にも行かず、独身者で、かつ収入を伴う仕事をしていない人を指しています。簡単に言えば、「仕事をせずにブラブラしている若者」たちです。こうした中、平成17年度、須坂市では「就労支援センター」を駅前シルキー2階に開設します。その事業内容は、(1)関係機関から収集した情報の提供や就職相談。(2)キャリアコンサルタントによる相談業務。(3)キャリアカウンセラーによる講座・セミナー・技能講習。(4)技術・技能のスキルアップ訓練実施とされています。東京のヤングハローワークでも、カウンセリングに力を入れており、臨床心理士が悩みの相談を受けつける「カウンセリングルーム」を設けています。「でも、最終的には自分なんだよ。」というヤングハローワークの担当者が、何人もの若者と出会った経験から“重み”のある言葉も聞きます。

産業活性化の起爆剤となるか!e-サイクル
FMぜんこうじ負担金は本当に災害対策か!?

 平成17年度予算で、FMぜんこうじ負担金が前年度比約120万円減額され、252万円が計上されました。これは、かねてから私が指摘していた「どのくらいの市民が聴いているのか?災害時に本当に役に立つのか?」との意見を受け負担金を減額したものです。少なくとも、平日の昼間働きに出ている人はまず聴いていないのではないか?また、家にいる人でもいつ必要な情報を聴けるかわからないのでニーズがあるとは思われないのです。他市でもコミュニティFM放送については、「市の防災とリンクしていないので昨年の集中豪雨の際に役に立たなかった。」「停電したとき自家発電設備がないと放送ができないがどうなっているのか?」等の疑問が出されています。須坂市でも“税金の無駄使い”とならないよう更なるチェックが必要です。もし聴いている人がございましたらご一報ください!

 《一般質問はインターネット中継で》
 先進県や市でも現在導入されており、これからの時代、市民とのパイプ役として、インターネットを活用して自分が見たいときに議会中継が見られるようにしなければなりません。(市議会広報特別委員会において調査・研究し1年以内に結論)

ふるさと回帰運動と連携し人の交流をめざせ
 平成17年度重点施策及び事業の柱である「産業活性化支援」は、産業振興部に新たに装いを変えて、工業課、産地ブランド係など設置されました。産業・農業コーディネーター、アドバイザーが多く配置されるが、具体的にはどのような取り組みをされ、どのような効果を期待しているのか!?産地ブランド事業の推進については、「都市生協・姉妹都市販路拡大」とされています。これらの事業については、りんごの木オーナー制など人の交流をめざさなければならないと思います。加えて、地方出身の“団塊世代”が大量に退職する時代が目の前にあり、この人たちの“ふるさと回帰運動”と連携・リンクして、農業政策を大胆に進めるべきです。なお、工業課・商業観光課は駅前シルキー2階に設置されます。
【主な施策及び事業】
産業コーディネーター・アドバイザーの配置
1,160万円
市内工業ポータルサイトの構築
260万円
ものづくりプロジェクト支援
200万円
中小企業の試作製品の商品化支援
200万円
貸し店舗主への支援制度の創設
500万円
産地ブランド推進事業
258万円
   

どうなる!ごみ焼却最終処分場の適地は

 長野広域連合は、須高地区に建設を計画している最終処分場(ごみ焼却施設から出る溶融スラグ等を埋立)は、第3回適地選定委員会が開かれ、除外地域・建設可能地域の選定に入りました。埋立容量は18万立方メートルで15年間程度埋め立てる計画で、敷地面積は3ha程度必要とされています。除外項目は、国立公園地域、水道水源保全地域、市街化区域、農用地区域、河川区域、河川保全区域、地すべり防止・砂防指定地等、考慮すべき法令に基づき示されています。今後、候補地を5〜10ヵ所目安の絞込みを行い、今年中には1ヵ所に候補地を選定していく予定です。
 《農業委員定数見直し》

選挙による委員 20人→16人
選任による委員 6人→5人
※平成17年7月改選時から 

おたより

今年は大変な大雪で住民もとまどいの毎日でした。通学路でもあるため区を通じて行政に実情説明しましたが、なかなか先が見えてこないため議員さんに連絡したところ、出張中にもかかわらず急にアクションを起こしていただき "市民の声がやっと行政に届いた" 本当にすばやい対応に心より感謝申し上げます。

日滝 H生 
 

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