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2003年9月議会報告
 9月定例市議会(4日〜25日)は“決算議会”とも言われ、主な議題は平成14年度決算審議ですが、須坂市は昨年富士通リストラ問題があり、厳しい行財政環境におかれています。その後1年が過ぎ、私たちは新たな“まちの姿”を描きながら、前進しなければならないときにきています。
提出議案:駅前の駐輪場設置条例他35議案が審議され、34議案が可決。
 《行財政診断白書の作成を》
 “市財政は厳しい”と市長が言っているだけではなく、市民がほしい情報、知りたい情報を提供し現状認識を共有化する必要があります。例えば「公共施設のあり方」について:施設の数、過去20年間の維持補修費・他市との比較、そして1年間の維持管理費とコストシミュレーション等の課題を積み上げた“行財政診断白書”を作成し市民の手元に届けながら広く意見を募集すべきです。
 《財政フレームとの差は100億円も》
 平成17年度までを前期計画とした、総合計画の財政投資見込額は総計で402億円とされています。しかしながら、その実現を図る実施計画では、毎年減額され、マイナス100億円近い差が出ています。市長も、私達の提案で“総合体育館建設を凍結”しなかったら市財政はもっとひどい状態になったのではないでしょうか!
 《どうなる!須坂市の自律は》
 市長は、須高3市町村の任意合併協議会を推進してきましたが、小布施町は自律の方向。高山村は、須坂市との「合併」を進めるには新たな“住民合意”を得る必要があるとお聞きします。このような中、財政を中心として須坂市自律のシミュレーション作成を市長は公約しまた。遅きに失した感もありますが市民論議が求められています。

須高3市町村・正副議長等の意見交換
 ぜんざい文夫の一般質問と市長(理事者)答弁
  質問要旨 回   答
合併問題 1 合併問題に対して“若者の意見”を聴く場を設けるべきだ。
2 須坂市の自律にむけたシミュレーションを作成し公表すべきだ。
3 県知事の見解を批判するなら市長が対談し合併問題の討論をされたい。
1 ホ−ムページで情報公開をするとともにEメール等を活用したい。
2 事務事業を点検し作成したい。
3 地域のことは自己責任で決める。
行財政診断白書 1 市がおかれている現状を市民論議に付すため行財政診断白書を作成すべきだ。
2 総合計画の財政投資見込額と実態は差が出ているが今後どうなるのか。
3 市民から意見を募集するとともに市民委員会を設置すべきだ。
1 財政広報誌を公開しているため作成は考えない。
2 現在実施計画策定に向け作業をしているが財政運営は厳しい。
3 行財政診断白書を作成しないため設置は考えない。
環境行動計画 1 町の衛生部長おまかれではなく市の責任を明確にした取り組みをすべきだ。
2 廃棄物減量等推進員の報酬をなくしたがごみ減量化の取り組みは進んでいるのか。
1 啓発活動と特に状況の悪いごみステーションに出向いた。
2 ステーション指導員を配置したが不十分である。
排水路整備 1 ミニ開発申請時に既設排水路のチェックをされているのか。
2 水害が起こる前に排水路を改修すべきだ。
1 国・県などの基準によりチェックしている。
2 水害が起きたのは想定される降水量を越えたものである。
花いっぱい 1 イベントだけでなく市内全域に花を植え続ける運動をどう広げるのか。 1 来年の市政50周年にも「花いっぱいのまちづくり」を実施したい。
 言っていることと違うとはどういうこと!?
 環境問題の取り組みは“最優先課題である”と市は言いながら、議会で質問が終われば“ひと安心”と思わざるを得ません。例えば、ごみ分別の実態はそれぞれの町で違うにもかかわらず、市は「町の衛生部長」に一片の“通知文”を配布し徹底を図ろうとしています。これには「本来、市が現場指導すべき。ごみ収集委託業者からどうような報告を受けているのか?」との批判が寄せられています。
 一方、市は昨年“市直営”のごみ収集車を廃止し、今年から廃棄物減量等推進員報酬140万円をゼロにしました。わずかなステーション指導員を委託しているとはいえ、事業費のマイナスは800万円を超えています。これが最優先課題への取り組みなのでしょうか!

宮川のごみをさらう(日野小の児童)
 私は、今日のように新しい施策を推進するときに「委託」ではなく、ステーション現場で市民の苦情を聞きながら汗をかくのは“市職員”であるべきと考えます。
 世界の一つだけの花を植え続けよう
 8月30日開かれた、第46回全日本花いっぱい須坂大会は、花を愛する人達が全国各地から須坂市を訪れ、市民参加による「花づくりのまち須坂」をアピールできたと思います。とりわけ、インター線のフラワーロードは絶賛されました。
 今、ひそかなブームとなっている「世界に一つだけの花」という曲の中に「小さな花や大きな花、一つして同じものはないから、?1にならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」という歌詞があります。私はこの言葉にこそ花いっぱい運動の精神があると思います。この運動が広がらなければ、1,000万円もの予算を掛け“花いっぱい大会”を須坂で開いた意味はありません。

メセナホール前の花壇の視察
市は街道沿いで、面積5m2、または長さ10mあれば花の苗や資材等の援助があると言われていますが、知らない市民も大勢います。この機をとらえて市民の声による改革や、ボランティアの育成を一層図るべきです。
 《排水路整備の補正予算可決》
 今年の夏は、異常気象で夕方滝のような雨が降り、排水路からあふれ出す水害が発生しました。私も現地を視察し、市に改修を要請しましたが、側溝改修予算1,200万円余の箇所付けがされました。
 いま、なぜ「ポイ捨て条例」が必要なの?
 市は不法投棄が増え、すでに8月末で40件(15年度)にものぼっているため、ポイ捨て禁止=「須坂市のまちを美しくする条例」を検討しています。しかし、対象品目は、空き缶、空きビン、吸い殻、ガム、紙くず、犬猫のふん、その他汚物又は不用物で“いま、なぜ”必要なのか不明です。また、「監視員が空き缶、空きビンやガム等のポイ捨てを監視する」については、その実効性に疑問があります。同時に、「違反行為の通報や命令違反者に罰金を課す」とされていますが、その前に市民参画による“環境パートナーシップ会議”を立ち上げるべきです。6月議会では、シール制導入に伴う“不法投棄対策”と言われていましたが、いつ「まちを美しくする条例」になったのでしょうか?皆さんのご意見をお寄せください!
 《市が取得した土地問題で訴訟》
 インター須坂流通産業団地の土地売買に関して、(株)相互(長野市)から仲介手数料1億2,000万円余の支払いを求める訴訟が、須坂市と地権者9名に起こされ、9月議会では70万円が決められました。しかし「どうして今頃に?」との疑問が残ります。

 おたより

 ごみシール制が始まりましたが我が家では百枚もらいました。ごみをそんなに出さないよう分別に気をつけているので来年6月末にはあまってしまうと思います。シールの有効期限が16年6月となっていますがあまったシールはどうしますか?捨てればごみになるし繰り越せればいいのですが。シール制ははっきり言って不便だし見直ししてほしいです。(A子)
 返信
 ご意見頂いた件ですが、余ったシールについては、ごみ減量に取り組んでいるということで、来年も繰り越して使用できます。
 また、シール方式のごみ減量施策については、自らきちんと分別されている方は「何でこんなに!」と思われるかもしれませんが、市民の中にはまだきちんとされない方もいます。
 今日、増えつづけるごみで「処理費用」が年々伸びています。ごみは出せば早くどこかに、自分の目の前から消える!ではなく、ゴミの行方も考えなくてはならないと思います。
 ともあれ、今後はシール方式で浮いた「税金」の使い方を考えるのも議員の仕事と考えていますが、お知恵をお貸し下さい。(善財)
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