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2002年12月議会報告

 12月定例議会は、11月29日〜12月11日の会期で開かれ、23議案ほかが提案・審議されました。一般会計補正予算では、総合体育館関連予算7億9,500余万円が減額されています。また、11月21日に臨時議会が開かれ、市民5,938人の署名を添えて提出された「総合体育館建設に関する住民投票条例案」の審議が行われました。会派有志で、“市長が総合体育館計画の凍結解除を公表したとき”に改める等の修正案を提案しましたが、保守会派、公明党等が反対したため否決されました。(共産党は議場を退席し採決に加わりませんでした)

(右写真は住民投票条例修正案の採決)

 《総合体育館の住民党投票条例Q&A》
Q  既に「凍結表明」されている計画になぜ住民投票が必要なのですか?
A  これまで基本設計や懇話会開催などで2,871万円かけています。どなたが為政者になっても、この計画からスタートしなければ市民の血税が無駄となります。
Q  いつ凍結解除するか分からない条例をなぜ作るのですか?
A 今日、芽生えた「住民が市の政策決定に関わりたい」との意志は須坂市の大きな財産です。全国で最初に常設型住民条例を制定した、愛知県高浜市の森市長は「具体的な事がなくても、住民が必要としたときのために条例は必要だ」と言われています。
Q 予算はどのくらいかかるのですか?
A 単独で住民投票を行えば1,300万円程かかりますが、修正案では当面の費用は一切かかりません。費用をかけずに住民参加・先進都市「須坂市」が長野県だけではなく全国に名を知らしめ、行政視察が相次ぐことが予想されます。同時に地域活性化の起爆剤ともなります。
 以上のような観点で修正案の提案理由説明を行いましたが、保守会派などは論議をするのではなく既に「否決をする」と事前に決めてきており、“石のお地蔵さん”に説明しているような感じでした。せめて“継続審議”くらいの声は欲しいものです。
 ぜんざい文夫の一般質問と市長(理事者)答弁
  質問要旨 回   答
協働のまちづくり 1 市民や議員とともに条例づくりや政策を語り合う職員を育成すべきだ。
2 住民投票の会が提出した条例案に市は「条文形式が整わない」と意見書を付けたのはなぜか。
3 事前打ち合わせで「条文形式」のアドバイスはされたのか。
1 重要なことと考える。
2 間違いではないが適当と思われない部分があった。
3 他市の例も含めて相談にのったがアドバイスはしなかった。
レジオネラ菌感染問題 1 湯っ蔵んどが管理している温泉スタンドで、基準値を超える菌が検出されたが市民への公表が遅い。
2 このような経営姿勢に対し市は社長以下の責任をどう考えるのか。
1 塩素減菌装置を取り付ける等手続きを踏まえて公表した。
2 必要に応じて意見を述べていきたい。
福祉政策 1 旧日野保育園遊戯室を活用した児童クラブ事業はどのように推進されるのか。
2 障害者の在宅介護サービスを年次計画で充実するとともに、生活支援センター設置を推進されたい。
1 障害者用のトイレ等費用がかかる。日野小児童は中央児童センターを利用されたい。
2 ご要望を聴きながら関係団体と議論の場を検討・研究したい。
環境政策 1 市民参加型のマイバック運動や詰め替え容器、ビンの利用等を進めるべきだ。
2 市民自ら企画・運営するパートナーシップ会議をなぜ創設しないのか。
1 指定袋についてはシールを貼って出す枚数制限を検討している。その他は今後研究したい。
2 提言の会議は必要と考える。
学校給食 1 食材料の納入基準「遺伝子組み換えでないもの」等規則で明確化するべきた。
2 地場産農産物の年間計画及び生産者との交流を図る食農教育を一層進めるべきだ。
1 実施している市を調査したい。
2 供給農家が少ないため年間計画は難しい。食農教育は学校の給食担当の先生方との会議の議題としたい。
 レジオネラ菌検出は早急に公表すべき
 湯っ蔵んどが管理している温泉スタンドで、平成14年10月3日検査の結果、国の基準を56倍上回る菌が検出されました。その後塩素減菌装置を付け、10月15日、再検査の結果“基準値未満”と発表されましたが、多くの市民が知り得たのは11月16日の須坂新聞であります。茅野市のホテルでは検査の結果、国の基準を1.3倍上回るレジオネラ菌が検出されたと発表し、即営業を停止して清掃・消毒など実施し菌が再検出されなければ利用を再開するとの素早い対応が報じられています。
 湯っ蔵んどは、市の健康福祉ランド事業で整備され、しかも「平成の名湯」として売り出されているため、お客は施設を信頼して利用しています。この信頼を大切にしなければ客足は遠のき、仮に営業成績が下降線をたどるならば、75%の株主である市(市民)に付けがくることになりかねません。
 小学校通学区毎に児童クラブは優先すべき事業だ
 私たち「社会市民クラブ」が以前から提案し、市長も鋭意、重点的に進められてきた、各小学校通学区毎の児童クラブ(とりわけ小学校の空教室を活用した)事業は、今年度、豊洲、井上、高甫小学校で取り組まれ着実に進展しつつあります。(平成15年度は旧園里小〔豊丘〕、JA仁礼支所で予定)
 しかしながら、日野地区における市の対応には疑問が残ります。日野小学校は、塩川町を中心に住宅造成が相次ぎ須坂市では1.2を争う児童数で、空き教室もなくプレハブを作り倉庫を確保している現状にあります。日野地区区長会では「日野保育園の移転改築に際し、旧日野保育園遊戯室を残し児童クラブ等に活用してほしい」と議会に陳情提出され、現在遊戯室が残されています。ところが、いざトイレを設置し新年度から「児童クラブへ!」と動き始めたところ「費用がかかるうんぬん」で事業がストップされてしまいました。所管の社会委員長といえども“予算の提案権がなく”本当に残念に思います。

旧日野保育園遊戯室
 ◆意見書の提出
・生活クラブ生協から2,103の署名を添えて提出された「遺伝子組み換えイネ」を承認しないこと、並びに、表示に関して国に意見書を求めることに関する請願は採択。(紹介議員:善財、中沢、滝沢議員)
・その他、医療保険制度の改善。基礎年金の国子負担引き上げ。パート労働者及び有期契約労働者の労働条件の整備等。
 ごみ減量化は市民総参加で 〜指定袋・枚数制限の素案示される〜
 可燃ごみの排出量は、資源物の分別収集が進んでいるにもかかわらず、この5年間増加の一途をたどっています。平成14年11月に開かれた「廃棄物減量等推進審議会」において、一定量以上のものについては、シール購入方式により「料金を上乗せ徴収する」枚数制限等の減量化策が提案されています。(実施については平成15年度住民説明会後)
ごみ指定袋の使用枚数制限(案)対比表
現    状 改 正 案
ステーション利用
使用枚数、制限なし
ステーション利用(制限有)
1人世帯    可燃物  52枚
        不燃物  12枚
2人〜4人世帯 可燃物 100枚
        不燃物  18枚
5人世帯以上  可燃物 130枚
        不燃物  24枚
※おむつを出している世帯(3歳未満の乳幼児と寝たきり老人等いる世帯)は申し出により50枚まで追加します。
直接持ち込み
無料
直接持ち込み
 シールの貼り付けされているものは無料。
 シールの貼り付けされていないものは10kg当り80円とする。
住民票のない世帯
無料
住民票のない世帯
シール1枚 100円(有料)
制限枚数を超えた場合、生活環境課窓口でシール(1枚100円)を購入する。
追加購入できる枚数は次のとおりとする。
  もえるごみ用シール 50枚まで
  もえないごみ用シール 5枚まで
 本会議場等改修検討委員会の中間報告
 私たち「開かれた須坂市議会をめざす議員連盟」の提案により設置された検討委員会では、本会議場をイギリス議会の議場や国会の予算委員会の例の習い、理事者と議員が対面して行うことができるよう改修することを報告しました。しかしながら、専門化に見てもらったところ議場の構造上(コンクリートの段差)改修は難しいとの意見も出されています。

 ◎3常任委員会決まる

 2月の選挙後は、議員定数が24名になるとともに、4常任委員会から3常任委員会(総務文教・福祉環境・経済建設)になります。
 

本年もご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2003年1月1日

市議会議員 善財文夫
後援会役員一同

※公職選挙法により、選挙区内の人への年賀状等の挨拶は禁止されています。

 

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