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2002年3月議会報告
3月定例市議会は2月28日〜3月20日の会期で開かれ、昨年私が提案した奨学金貸与額を増額(月額で最高50,000円)する条例改正のほか、67議案等が提案審議されました。注目された総合体育館問題は下記のとおりです。なお、私は修正案提案者に名を連ねました。
 《ねじれた総合体育館予算採決》
 市当局は採決の前日まで、態度が中間的な議員に接触して修正案に賛成しないよう動いていました。この結果が補正予算の投票結果に出たようです。一方では、市の契約を取るため体育館予算に賛成した議員もいるとささやかれています。
【提案の内容】
(1)平成13年度補正予算 1,780万円 (総合体育館の基本設計委託料)
(2)平成14年度当初予算 8億2,204万円 (用地購入費 7億4,000万円他)
【採決の結果】
(1)補正予算の修正案:記名投票「賛成(10人)・反対(14人)」で否決
(2)当初予算の修正案:起立採決 「賛成(12人)・反対(12人)」 議長採決で否決
(3)当初予算市の原案(203.8億円):起立採決 「賛成(13人)・反対(11人)」で原案可決
 《修正案提案理由の要旨》
1  市は大方の市民の理解を得たと言われているが反対の市民が多い。市の独断と考える。
2  市税収入が前年比約5億円減収。一方、基金繰入金が10億円超となり前年比57%増加。市の借金(市債)は28億円超で前年比62%増加。
3  維持管理費、使用料を示さないまま基本設計を行うことは建設着手への見切り発車。
4  須坂市唯一の第1種農地である野辺ぶどう団地3.5haをつぶすことには反対。用地購入費も(坪単価:約70,000円で立木補償含)高額が見込まれる。
 ぜんざい文夫の一般質問と市長(理事者)答弁
  質問要旨 回   答
総合体育館 1 維持管理費及び使用料を市民に説明してから基本設計を行うべきだ。
2 建設費20億円を超える総合体育館計画でなぜ「規模縮小」なのか。
3 北部体育館の駐車場問題に対して市はとのように対応してきたのか。
1 他市や類似施設の礼を説明した。
2 当初の計画から縮小した。
3 総合体育館建設で駐車場も緩和される。
市民会議 1 地域づくり市民会議における総合体育館の説明は予算を決める前に市民の意見を聞くべきではないか。
2 市は屋内競技人口比率が高いと資料を作成しているが他市の学校開放の競技人口を調べたのか。
3 市長発言の老人保健施設等を市が整備する計画はなかったはずだ。
1 総合体育館のあり方懇談会の結論を待ってから開催した。
2 他市の状況は調べていない。
3 民間事業者に敬意を表した。
新年度施政方針 1 総事業費2億円で整備される峰の原高地トレーニングコースの維持管理費をどう見込まれているか。
2 農業生産のために税金を投入した場所が市街化区域に編入されていくことは農業政策と言えるのか。
3 生涯学習基本構想策定にむけ調査・研究に着手するとされているが社会教育との関係をどうとらえておられるか。
1 他地区の例では年間50万円程度である。
2 福祉の向上のため市民要望に応えたものだ。
3 自らの意志に基づく社会教育も含むと考える。
財政運営 1 公共施設整備基金外3基金19億円が3年間で4億円に減る見込みは財政運営の厳しさを示すものではないか。
2 類似団体と比べると積立金は少なく借金は多いとのデータがあるが市長の言われる健全財政とは違うのではないか。
1 厳しい財政運営は認識している。
2 一概にその額によって健全性の指標とはしない。
ごみ収集委託化 1 分別の徹底やごみ減量化は市職員自ら現場で汗をかきながら進めるべきだ。
2 市は委託業者の環境施策や就労者の賃金労働条件をしっかりチェックし保障すべきだ。
1 不法投棄対応など専門職員を配置する。
2 経験豊富な事業者に適正な委託料で委託する。
 新年度予算は市民と共に考え歩むまちづくりが進むか?
◆環 境  ごみゼロをめざすまちづくりへ向け“市民環境会議”や環境家計簿を付けている市民からの提言や意見聴取をされておらず、環境行動計画の指針である公共施設における生ゴミの堆肥化(消滅化)や買い物のレジ袋を減らすためのマイバック運動が盛り込まれていない。
◆介 護  痴呆性老人グループホーム2カ所の建設について。痴呆の改善や痴呆を進ませないためには「新しい“箱もの”や設備は必要ない。その人が若いころ暮らしてきた環境を作ることが大切。今のお年寄りは掃除機も洗濯機もない時代に育っている」との実践報告をどう受けとめ予算付けされたのか疑問。
◆教 育  完全学校週5日制にむけ、市教委は特色ある学校づくり補助金(小学校1校当たり23万円、中学校60万円)に加え、総合的学習補助金(小・中学校1校当たり10万円)を交付してきました。しかしながら、この種の補助金は、校長の裁量であるにもかかわらず、教育委員会への報告は領収書の添付が義務づけられていない。私が質問するまで“本当に趣旨にあった活用”をチェックされていたのか。
 預金に手を付けるのは“ふところ”が厳しいからだ
 議案第19号として土地開発基金のうち2億6千万円を取り崩して一般会計に繰り入れ総合体育館の用地購入費等に充てようとされました。しかしながら、これまで目的をもって積み立てられた7億円余の基金を「全部」を取り崩すことができること等条例内容に疑義を感じ、私はこの条例は撤回すべきと質問通告したところ、質問前日の本会議で市は異例の議案撤回をされました。これは市理事者の責任問題であり、法規審査委員会のあり方が問われる問題です。
 ◎教育長の再任に反対しました。
 私は、昨年の12月議会で「教育長は全国から人材を求め公募すべき」と提案しました。しかしながら、市長は聞く耳を持たずで再任を3月議会に提出しました。受けるほうも受けるほうですが、須坂市が他市町村と異なる大きな問題は「いじめ問題」で自殺者が出て裁判が継続中など課題が山積みしています。この際、前例踏襲はやめるべきです。
 いまや市議会議員は「名誉職」の時代ではない  〜議員定数24人と議員報酬削減条例には反対〜
 3月議会では、来年の市議選から“定数24人”と議員報酬削減等が決まりました。定数問題は、昨年9月に特別委員会が設置され区町会や連合婦人会の皆さんとの懇談会など行ってきました。私たち社会市民クラブは、●1既に地方自治法改正の基準(30人)を下回っていること。●2定数26人で選挙は1回行っただけであること。●3定数のみ削減しても議会の活性化につながらないと提案しました。(保守系会派の反対により否決)また、議員報酬は非常勤職として「報酬」が支払われていますが、須坂市議会の実態を見ても名誉職的な議員なら必要なく、いまや議員は社長さんや土地等財産がある人の特権ではありません。市民サイドで行政をチェックするためには、議会の開・閉会時にかかわらず議員活動を行う必要があり、その実態は専業化、実質常勤化しています。
 ◆議員日誌から:3月25日
1 日野保育園の移転改築竣工式(事業費約2億5,000万円)  都市計画道路村山線の拡幅に伴い、道を隔てた西隣に建設中の新しい保育園が完成しました。旧保育園の遊戯室の児童クラブ活用を含めて子育てが期待されます。
2 清掃センター改良工事竣工式(事業費約10億円)  厚生労働省のダイオキシン類抑制対策施設整備に伴う排ガス高度処理及び灰固形化施設整備工事が完了しました。
 おたより
 四月から完全週五日制。また総合的学習の時間もできましたが「子供達をどう育てたいか」「こういう芽を育てたい」という教師の子育て観のチェックが必要である
 教育長、教育委員の皆様には、子供達が育つ環境は須坂ではどうあるべきかを真に教育・社会の現場から考え実行していただける人を望んでいます。( 大谷町 n子)
 議員報酬月額とわが家の支出
私は2回の選挙とも最年少でしたが、勤労者から議員のなり手が出るのか下記を参考にご意見をお寄せください!
3月現在 単位:円
1.収入 355,000
2.支出 (百円未満四捨五入)
(1)所得税・国保税 36,800
(2)議員共済金年金掛金 39,600
(3)国民年金(2人分) 26,600
(4)固定資産税、県・市民税 13,000
(5)議員負担金・党費等 35,000
(6)ガス・水道・電気等(年平均) 30,000
(7)電話・テレビ・新聞 16,500
(8)高校授業料・定期代 30,500
(9)住宅ローン 40,000
(10)個人保険・共済 35,000
(11)食費・医療費・薬代 85,000
(12)交際費(参加会費含) 20,000
(13)ガソリン代・子供小遣い 22,000
(14)被服・雑費・区費等 25,000
支出合計 455,000
◆経常的経費で月々100,000円の赤字
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